卸・小売業の支援事例

支援事例「人手不足」


【人手不足】

こちらは令和元年度よろず支援拠点成果事例集にて公開しております。

支援事例 卸・小売り業における子育て世代人材の有効活用


「子育て世代人材の有効活用」

担当コーディネーター:松下 操

有限会社松屋食品(笠松町)さま

 

 事業者さまは、事業者向けの精肉卸販売を行っている会社です。

かつては岐阜の多くの会社と同じように、求人募集をしても思うように正社員の確保ができないという問題点がありました。

そこでよろず支援拠点からは、正社員ではなく、「子育て世代人材の有効活用」を提案しました。

提案を受け、事業さまにおいて、子育て世代人材が応募しやすいように、ホームページの改修、学校行事や子供の看病など休みが取りやすいシフト体制を構築するなどの、様々な社内体制の変革が行われました。

また、「子育て世代人材」を主力にしたことで、(決まった時間内で効率よく仕事をするため)

1日あたりの生産性が向上するとともに、休憩時間では、お互いの子育ての悩みを相談し合えるなど、社内のコミュニケーションも深まりました。

 外国人労働者の受け入れ拡大に向けた「改正出入国管理法(入管法)」が、8日の参院本会議で可決、成立し、来年4月1日に施行されることになりました。

外国人労働者の採用を検討される経営者の方が多いことと思いますが、まだ国内の受け入れ体制が整っておらず、先行き不透明な部分があります。

そこで、今いる人材に加えて、「子育て世代人材の有効活用」を検討されてはいかがでしょうか。

岐阜県よろず支援拠点では多様な人材の活用及び働き方改革の進め方など、専門的な支援から伴走支援まで幅広い支援を行っています。?

どうぞお気軽にご相談ください。

 


支援事例 小売業における商品開発+デザイン+IT活用

【商品開発+デザイン+IT活用】

 自社オリジナル商品のデザインにクラウドソーシングサービスを活用

 相談事業者:雑賀才蔵

 担当コーディネーター:豊増 さくら

  

ご相談者様はネットショップにて雑貨類を販売しています。

 商品ラインナップの中でも、引っ越しの挨拶時の手土産としてトイレットペーパーが人気です。そこで自社オリジナルの新デザインを作成したいと思いましたが、依頼できるデザイナーがいない。とのご相談でした。

 

コーディネーターは、ネット上からデザイン等、仕事の受発注を行うことができる「クラウドソーシング」サービスの活用をアドバイスしました。

相談者様は同サービスを活用したところたくさんのデザイン提案が得られたので、メインターゲットである40代前後の女性の意見を聞く機会をよろず支援拠点にて設けました。

その結果、「お花を贈る」というのがあいさつの場にふさわしいと考える女性が多数であり、写真(after)の花をあしらったデザインを採用しました。

商品販売後は、当初の狙い通り女性客から好評とのことです。

 

・この商品開発でのメリットは他社にないオリジナルデザインのため、ネットショップでも価格比較ではなくデザインで選ばれるという利点が生まれた事です。

 

今後はブランド力強化の一環として百貨店を活用し販路拡大を図る予定です。

 

 


支援事例 小売業による事業引継ぎと創業支援


「事業引継ぎによる創業支援事例」

担当コーディネーター:豊増さくら

相談者:ナチュラルLife まほろば様(多治見市)

 

ナチュラルLife まほろば様は多治見市のながせ商店街にある、オーガニック食品を中心とした小売店です。

現店主の社本さんは、もともとこの店のお客さんでした。

「前経営者が家庭の事情でお店を閉めるので「後をやってみないか」というお話を頂き、迷いましたが自分も必要としている健康に関わるものを取り扱いたい、それと共に居心地の良い場所を作りたいという気持ちが大きく、受け継ぐことを決意しました。」と社本さん。 

しかし、社本さんは経営は初めてで、また多治見市外の住人であったため、まずは多治見市役所に相談に訪れました。そこで多治見市産業文化センター施設内に起業支援センター、商工会議所があり、また毎週金曜日はよろず支援拠点の出張相談が開催されていることを聞き、相談に来られました。

その後、起業支援センターのマネージャーと共に事業引継ぎの際の注意点、取り交わすべき書面や、引き継ぎ後の再オープンの際の周知活動のアドバイス、商工会議所の経営支援員から日々の記帳指導やGoogle my businessの活用アドバイスなどを得て、こつことと事業を形にされています。

(経営支援員の支援によるHPもできました) 

(我々のイチオシは国産しょうがのジンジャーエール≪ショウガ感満点!でクセになります≫お近くを通った際はぜひどうぞ!)

 

「知り合いもいない土地で初めての経営だったので身近に相談できる方がいて本当に心強いです」とおっしゃる社本さん。 

「自分や家族の病気で本当に食べ物って大事だなって思ったのです。」

そんな思いから無農薬の野菜を栽培する農家さんと店頭でマルシェを行ったり、金属アレルギーのある方に肌に優しいアクセサリーを探してきたりとオープン後も日々お客様のために努力を続けられています。

 

岐阜県よろず支援拠点では地域の商工会議所や商工会、金融機関などと連携し、専門的な支援から伴走支援まで幅広い支援を行っています。 

どうぞお気軽にご相談ください。

 


支援事例 小売業における起業から売上拡大


本日は起業~売り上げ拡大(販路開拓+ブランド化)の分野での支援事例とご相談者様の声をお届けし ます。

 

アッシュパイ様(美濃市)

担当:加藤由紀子コーディネーター、市原良信コーディネーター

 

 1) よろずを知った経緯

起業にあたり、経営を学ぶために産経センターの起業塾に入塾しました。 そこで、よろずの存在を知り、2013年からお世話になっています。

 

2) 相談した内容

昨年からは売り方・売上の伸ばし方について、その前はブランド名やロゴマークの作り方から始まり、 補助金の資料作成方法、販路拡大方法、ネットショップ運営、権利保護など多岐にわたっています。

 

3) 最近の取り組み

岐阜高島屋様、関マーゴ様をご紹介いただき催事を開催しました。 (写真は岐阜高島屋様での催事の様子です)

 

4) 販売した結果

・今までとは違う客層を開拓できました! 

・催事を通してお客様のニーズが顕著になりました。 

・また、ブランド力が高まりました!

 

5) よろずに相談した感想

改善点が明らかになったことで、強い経営基盤を作り上げることができました。

販路を拡大する事ができ、売上が伸びました。

なによりも親身になってご相談に乗っていただけるので心強かった。 これからも継続的にご支援をお願いしたいです。

 

 よろず支援拠点では、起業から商品開発、ブランド化、販路開拓等々と多岐にわたりサポートを行っています。